[151]お久しぶりです! 投稿者:aero-bz 投稿日:00/10/30(月) 21:21
質問です。

ある本に、
「被写体が小さくて拡大撮影する時は、撮影倍率が大きくなるため、被写体はレンズ中心から焦点位置に限りなく近くなり・・・」
とあります。

<質問1>焦点位置とは何ですか?
<質問2>「被写体は・・・近くなり・・・」の部分の意味は何ですか?

宜しくお願い致します。毎日ご苦労様です。

レス: aero-bz 投稿日: 00/10/30(月) 22:24
もうひとつ質問が有りました。
<質問3>
ある2つのカメラの仕様一覧に、例えば
「f=4.1〜49.2mm、F=1.6−2.5」・・・カメラA
「f=3.6〜79.2mm、F=1.6」  ・・・カメラB
というように、2とうりの表記の仕方をしていているのに気づきました。この違いについて、教えて下さい。

レス: レンズ屋 投稿日: 00/10/31(火) 01:56
<回答1>焦点とは、光軸上の無限遠からやってきた光束(平行光)が集光する点のことです。レンズの前側(物体側)から光を入れた場合に集光する点を後側焦点、レンズの後側(像側)から光を入れた場合に集光する点を前側焦点と呼びます。
上記記述の場合、焦点位置とは、前側焦点を指しています。

<回答2>被写体と前側焦点の間の距離は
f/M
で表されます。
ここで、fはレンズの焦点距離、Mは倍率です。
Mが大きくなるとf/Mはゼロに近づきます。
つまり、倍率が大きくなると被写体は前側焦点に近づきます。
一方、倍率が大きくなると実視野が狭くなるため、被写体は光軸上にないと視野を外れます。つまり、倍率が大きくなると被写体を光軸上に近づけなければなりません。
以上、2つの意味で「被写体はレンズ中心から焦点位置に限りなく近くなり」の表現になったものと思います。

<回答3>カメラAは、焦点距離が4.1mmから49.2mmまで変化し、そのときFナンバーが1.6から2.5まで変化するズームレンズを搭載しています。
一方のカメラBは、焦点距離が3.6mmから79.2mmまで変化し、そのときFナンバーが不変のズームレンズを搭載しています。

レス: aero-bz 投稿日: 00/10/31(火) 06:09
早速のレス有難う御座います。回答を読んで疑問に思ったことがありましたので質問します。

<質問1>「レンズの後側(像側)から光を入れた場合に集光する点を前側焦点と呼びます。」とありますが、ちょっと想像できません。「レンズの後側(像側)から光を入れる」とはどういうことですか?被写体、レンズ、後側焦点、前側焦点の関係性を示す図を紹介していただけますか?僕の想像ですが、前側焦点や後側焦点等の表現が出てくるということは、少なくとも3枚のレンズによるレンズ系(実際のレンズはこういう造りらしい・・・。)について話しているのですよね?ある本で「考え方として、レンズ系全体を厚さの無視できる1枚のレンズ(薄肉レンズ)で置き換えることができる。」と注釈しているレンズ構成図には当てはまりませんよね・・。

<質問2>2つの意味の1つ「一方、倍率が大きくなると実視野が狭くなるため、被写体は光軸上にないと視野を外れます。つまり、倍率が大きくなると被写体を光軸上に近づけなければなりません。」が「被写体はレンズ中心から焦点位置に限りなく近くなり」の理由の一つになっていることがどうしても理解できません。文章の意味は納得できますが、これが理由の一つであることが理解できません。教えて下さい。


レス: レンズ屋 投稿日: 00/11/02(木) 18:28
<回答1> 3枚のレンズ系ではなく、1枚の薄肉レンズについて、前側焦点と後側焦点があります。
レンズの表から光を入れた場合、レンズの裏側でに集光する点が「後側焦点」
レンズの裏から光を入れた場合、レンズの表側でに集光する点が「前側焦点」
という表現もできます。
図は、先日紹介した参考書「光学入門」のp27をご覧ください。

<回答2> 私は「被写体はレンズ中心から焦点位置に限りなく近くなり」の「レンズ中心から」が何を指しているのか正確には理解できませんでした。倍率が高い場合は被写体が光軸近くにないと視野に入らないことを表現したものと考えて上記のように回答したものですが、少し拡大解釈に過ぎたかもしれません。混乱させてしまったことをお詫びして、上記<回答2>の「一方、・・」以下を撤回します。